2~3名だけでも出来て、リングを投げる練習にもなる手軽な競技である。
- まず誰かが(かりに「親」と呼んでおく)好きなところにリングを投げ、それを目標にして他の人(子)はリングを投げながら追いかける。
- 「子」は3投目までに自分のリングを目標に重ねなければならない(部分的にでも可)。
- 2投目までに重ねたら「子」の勝ち、3投目に重ねると両者引き分け、4投目以上になると「親」の勝ち「子」の負けとする。
- 「親」が投げるのは1度だけ。子は必ず3回投げなければならない。
- 実際には「子」全員が3回投げたところで勝敗は決まるため、つぎは別の人が親となって競技を続行する。
- 親を追いかける途中、子と子の間にはノルナーの規則が適用される。
- 親に重ねたリングはその場で取り去り、重ならなかったリングをその場に置いたまま誰かが乗ってくるのを待てば1点獲得の可能性は残っている。
- たとえば親に3回目に重ねることができても、その脇にある「子」に重なったとすれば、親とは引き分けであっても、重ねた相手の「子」には1点を与えなければならない。
- 競技を始める前に全員に特定のカードやおはじき、ゴムバンド等を同数配っておいて、勝、負またはペナルティの度に1個(1点)ずつ相手の人に手渡すようにする。
- この競技では次のような便利さが特長である。
- スコアカードを使わなくてもよい。
- 最後に所持するカードを比較するだけであるから、成績の集計が簡単である。
- 毎回好きなところを選んで投げていくために、ソフトゴルフ競技のようにコースが空くのを待つ必要がなくて、時間と場所を効率的に無駄なく使うことができる。
- あらかじめコーンを立てて準備したり、終わった後の回収作業などの手間も省ける。
- 2人で散歩しながらでも行える手軽なゲームにもなる。